医療用大麻:会社紹介 キャノピー・グロース
さて、好評の(誰に?)大麻業界関連第3段
今回はキャノピー・グロースについての簡単な説明を
キャノピー・グロース、創業が2013年と比較的新しい大麻取り扱い企業となります。
最高株価が59.2ドル。現在は他社と同じように若干下がり気味になっており35ドルほど。
上場は2018年5月にニューヨーク証券取引所で上場。
オンタリオ州と言うカナダで最も人口が多く、国全体の人口の約3分の1がこの州に集まっている場所に拠点を置いています。
キャノピー・グロースは生産の拡大や事業提携よりも他企業に先駆けて娯楽、医療両方における大麻ビジネスの市場を拡大させました。
同社は「我々は医療用大麻のP&G」と称しているようで、
その名の通りなのか現在カナダでは約27万人の医療用大麻の患者さんがいますが、その内の約3分の1使用者に対して製品を提供しているとの事。
また、カナダにおける娯楽用大麻市場の30%がキャノピー・グロース製の製品だそうです。
最近のニュースですと米アルコール飲料大手のコンステレーション・ブランズという企業が40億ドルの出資を行い、40%程の株式を取得したという事です。
大麻業界初のユニコーン企業(※)としても当初は話題に上がり、また、市場トップシェアを占めていることもある点が他企業よりも非常に有利な状態なのでは無いでしょうか。
※企業としての評価額が10億ドル(約1250億円)以上で、非上場のベンチャー企業を指す
今後は1億5000万ドルを投じてニューヨーク州に大麻の生産加工施設を創設、製造の強化を行い攻めの姿勢を見せるという事です。
社長の意見としては「1社で管理を全てを行う方が、中間コストを削減できるため、より安価に製品を提供できる。また、品質管理も徹底できると考え、会社を設立した」と語ってもいます。
タバコの次はお酒ですか。うーん、どれもこれも依存性が高い物に結びついてしまいますねぇ。
飲料としてはコカ・コーラも話題に上がりましたから、一緒になって作りやすいのでしょう。
しかもアルコール、これはこれは爆売れする予感がしない気もないような気がします。
医療の容器として結構おしゃれな物を使用していますね、記念に一個欲しいくらいです。
合法大麻の市場は2020年までに65億ドルまで伸びると予想されており、2017年にカナダ国民がウイスキーなどの蒸留酒に費やした51億ドルを上回るともされているので、タバコ同じようにアルコールが縮小傾向にあるため、歯止め、救世主に果たしてなるのでしょうか。
今後の株価やアルコール業界に関しても期待の1社では無いでしょうか。